上白石萌音、憧れ朝ドラ「現場に行くのが嬉しい」、制作統括「太陽のような存在」

上白石萌音、憧れ朝ドラ「現場に行くのが嬉しい」、制作統括「太陽のような存在」

上白石萌音、憧れ朝ドラ「現場に行くのが嬉しい」、制作統括「太陽のような存在」
橘安子役を務める上白石萌音(NHK提供)

2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)初代ヒロインの橘安子役を務める上白石萌音が3月下旬にクランクインした。4月、取材会に出席した上白石は「現場に行くのが嬉しい日々を過ごしています」と話した。満面の笑顔もそれを物語っていた。同席した制作統括の堀之内礼二郎氏は「彼女がいるだけで周囲が輝く」と語った。クランクインから約3週間。どのような思いで撮影現場に立っているのか。

3世代100年で紡ぐファミリーヒストリー。連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろす。初代ヒロイン安子を演じる上白石萌音。るいは深津絵里、ひなたは川栄李奈を演じる。

制作統括の堀之内氏は取材前、上白石萌音についてこう話していた。「俳優としても人間としてもチャーミングで素敵な方。萌音さんが来ると現場が輝く。太陽の様な萌音さんの魅力を感じて頂けたら」。太陽の様な存在。それは取材中に良く見せた笑顔が象徴していた。

先月下旬にクランクインし、3週間が立った。安子が成長していく様子を撮影している。上白石は「参加したくてたまらなかったこの作品。ようやくクランクインすることが嬉しい。現場に行くのが嬉しい日々を過ごしています」と笑顔をのぞかせた。

撮影環境が充実していることも演じる上が大きな影響を受けているとも語った。「「このチームは明るくて器が大きい。太陽のような明るさを持ったチーム。初日からずっとやってきたファミリーの様な印象。そのなかで安子をのびのびと演じています。美術やセット全部素晴らしい。現場にいるだけで物語にスッと入れるような環境。撮影は日々楽しみ」

「プレッシャーはあるものの、自由に生きられたら」そう語る上白石の安子の印象は何か。

「安子は愛情たっぷりに育てられた幸せな女の子。14歳から演じていますが、とにかくピュアで可愛らしい人柄。それを助長するのが岡山弁。岡山の土地が持つ柔らかさが詰まった言葉。話しているだけで安子に繋がる気がします。安子は和菓子が大好き。現場には和菓子があって、運が良ければおこぼれを頂いてそれをご褒美にしています」

そう笑顔で語る。そんな安子はこの後、時代に翻弄される。「ここから時代の波に飲まれていく。それを経験して一人の人間として変わらないといけない局面を乗り越えないといけない。でも今は純粋な直向きなところを演じていきたい」

自身も和菓子が好きだという上白石。「なかでもあんこが好きで安子もあんこが好き。和菓子先生がこれが立花の味ですと見せてくれたのがおはぎでした。なので一番好きなのはおはぎです」そう語り、ここでも笑顔を見せる。

朝ドラ初出演となる。朝ドラへの出演は「憧れ」だった。

「お芝居をしている人は一度は憧れるものだと思います。おこがましいと思いつつも密かな夢。でも私がヒロインを務めるとは思ってもいなかったです。未だに我に返るとすごいなって」と信じられない様子。「長い期間一人の女の子の10、20年生きるのはなかなかない経験。丁寧にやっていって振り返った時に成長できていたと思えたらいいなって思います」

喜んだのは自分だけではない。

「特に祖父母が喜んでもらいました。いつか出て欲しいと言っていたので、また生き甲斐が出来たと言ってくれて嬉しかった。反響は大きくて発表された日は誕生日ぐらいメールが来ました。いや誕生日よりかも(笑)。それだけ楽しみにされていると思いました」

もともと朝が苦手だったという上白石。しかし、この撮影が始まり意識は変わった。

「朝は苦手だけど、朝ドラを届けるのであれば良い朝を迎えないとと思いました。普段は起きてワーと行くことが多かったけど今はご飯食べています。朝ドラに変えてもらいました(笑)」

上白石の安子から始まる三世代のストーリー、今後は“るい”深津、“ひなた”川栄とバトンを渡す。

「そのことを考える背筋がのびます。親子3代の物語なので、役柄としても通じるところはあると思います。安子が発した言葉がるいさんに繋がっていくことがあると思うので一つ一つ丁寧にベストを尽くすことだと思います。現場の雰囲気が、クランクインする前から無条件にいいので、温めて渡さないとというプレッシャーはない。大事に安子を生きることが良いバトン。これから安子が子供を産んで子育てしますが愛情たっぷりにしていきたいです」

そんな上白石を制作統括の堀之内氏はこう語った。

「安子さんは『あんこ』と可愛がられています。ほっぺたを膨らませて怒るみたいな。優しくて純粋で和菓子の様な完成の素朴。萌音さんはその安子という役を真摯に向き合って演じられている。僕らにとっては安子は萌音さんと思うぐらいその世界を生きている。すごく明るくてニコニコしています」

 

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